効率化で残業時間を減らす

残業から脱出するには?
仕事効率を上げるタイムマネジメント

仕事効率を上げるタイムマネジメント

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残業しなくても仕事はできる

残業時間の増加は自動的に労働時間の増加につながり、ひいては家族と過ごす時間や余暇の時間、さらには睡眠時間の減少につながります。しかしこのようにプライベートを侵された生活を続けていては、自分自身のコンディションも悪くなってしまい仕事での活力が発揮されません。残業時間の増加は仕事の成果を上げるためのはずなのにその目的が叶えられないので本末転倒と言えるでしょう。仕事にこだわりがあったり成果を発揮したいと思っていたりするのであれば、むしろ残業をせずに短時間で高い成果を上げることを目指すべきなのです。
おすすめの本に残業ゼロでも必ず結果を出す人のスピード仕事術という本がありますが、この本には残業時間をなくして成果を上げるためのポイントが書かれており、特に重要といわれるタイムマネジメントについて説明しています。

自分らしい働き方を見つける 残業ゼロでも必ず結果を出す人のスピード仕事術
この本ではタイムマネジメント術だけでなく、コミュニケーション術やセルフマネジメント術などさまざまな視点から仕事の成果を出す方法が書かれています。

重要なのはタイムマネジメント

仕事で成果をあげたり優秀な成績をおさめていたりする人、特にそれを残業せずに行っている人がほぼ全員意識しているのがタイムマネジメントです。仕事は漫然と取り組んでいたり近視眼的に頑張ったりしていても効率的には行われません。きちんと事前に仕事全体を俯瞰し、効率的に行うための段取りを組まなければスムーズには進まないのです。

出社後のタスク管理

これまでタイムマネジメントに真剣に取り組んでいなかったのであれば、タイムマネジメントの基本的な事柄としてまずは1日のタスク管理から始めると良いでしょう。具体的な方法論としては朝会社に出社した後はすぐに仕事に取り組まず、本日行うべき仕事を書き出してみるのです。そうして書き出した仕事に対してそれぞれどれくらいの時間で終わりそうかも見積もってみましょう。そうすることで本日取り組むべき仕事の全体像が掴めるようになり、効率的な仕事のスケジュールが立てられるようになります。
なおこの作業は朝のうちに行えば良いので必ずしも会社で行わなければならないというわけではありません。人によっては朝自宅で行ったり職場まで移動する際の電車の中、あるいは職場近くの喫茶店などで行ったりしても良いと思います。
また1日のスケジュールを立てる際の仕事としては簡単な仕事やすぐに終わるような仕事を朝のうちにやってしまうのが良いでしょう。そうすることで仕事のリズムを掴めますので、活力の乗った状態で1日を過ごせるようになります。ただし朝のうちに上司から頼まれた重要な仕事などがある場合はそちらを優先してもちろん構いません。きちんと仕事を俯瞰した上でスケジュールを組んでいるので、急な出来事にも柔軟に対応できます。

2016/10/31